
デザイン
経営・マネジメント
安斎 勇樹
2020.09.24/ 5min read
企業の課題解決や価値創造の様々な局面で「ワークショップ」が活用されるようになりました。意味のイノベーションやデザイン思考の実践の場として、組織開発のセッションとして、人材育成の研修のアプローチとして、ワークショップは重宝されています。昨今では、ZOOMやmuralなどのツールを活用したオンラインワークショップも広がりを見せています。
他方で、実践が普及した反面、表層的な形式だけが先行し、その本質が誤解されている側面があることも否定できません。模造紙を広げて、カラフルな付箋に意見を出して喋る、それがすなわちワークショップであると考える人も少なくないでしょう。ワークショップが実は国内外ですでに100年を超える歴史がある、深い思想と理論に支えられた方法論であることは、あまり知られていません。
目次
ワークショップの定義
ワークショップの本質的特徴
工房的思考としてのワークショップ
クリエイティビティ溢れる組織づくりやイノベーティブな事業の創出を目指し、組織イノベーションの知を耕すメディアです。